焼肉とバーベキューの違い
焼肉は牛や豚を網焼きなど直火で焼きながら食べる料理です。
食文化スタイルとも呼べる鍋料理の影響からか、調理と食事が
同時進行しています。
「焼きながら食べる」
というのが一般的な焼肉です。
一方のバーベキューは、肉や野菜を全て焼いてしまい、
お皿に綺麗に盛り付けてから、みんなで一斉に食べるというのが
本来の意味です。
「焼き終えてから食べる」
のがバーベキューなのです。
日本人の潜在意識の中には「素材の味を大切にする」という思想があり、
それは焼肉においても浸透しています。
薄切りのお肉であれば、軽く炙る程度の調理などの食べ方をするのは
そのためなのです。
一方の欧米などでは、分厚いステーキ肉を食べる文化が浸透しています。
そのため、しっかりと焼く事に重きを置き、じっくり焼いた肉や野菜を焼いた後に
それぞれのお皿に盛り付けて、みんなで一緒に食べるというのが基本的な
スタイルとなっています。
日本においてバーベキューというのは、焼きながら食べるというのが
一般的なスタイルとなっていますが、細かな分類をするのなら、
それは焼肉に分類されるのです。
しかしこれでは、本来のスタイルでバーベキューをしたら
折角の柔らかいお肉も冷えて固くなってしまいそうですね 笑